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マンションリノベーションの期間ってどれくらいかかる?工事内容別の工事期間目安を解説

リノベーションコラム

マンションリノベーションの工事期間は、どれくらいかかるか疑問に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
工事期間がわからず、予定が立てられないとお困りの方もいるかもしれません。

今回は、マンションリノベーションの工事内容別目安について詳しく解説します。
マンションリノベーションを検討している方は、ぜひ参考になさってください。

フルリノベーションをする場合の工事期間の目安

フルリノベーションとは、構造だけを残して間取りや内装、設備など全てを新しくするものです。
フルリノベーションは、リノベーションの種類の中でも大規模なリノベーションになります。
そのため、工事期間はおおよそ2ヶ月から3ヶ月程度かかると言われています。

リノベーションの内容によっても工事期間は異なりますので、工事の流れや大まかな期間など、Moyo-Reno×Homeへお気軽にご相談ください。

部分リフォームをする場合の工事期間の目安

部分的にリフォームする場合の工事期間の目安は、工事内容によって、大きな差があります。

「壁や天井、床の張替え」、「キッチンの交換」、「水回りのリフォーム」の3パターンの工事期間をそれぞれご紹介します。

壁や天井、床の張替え

壁や天井、床の張替えは、リフォーム工事の中でも短時間で済むケースが多いです。
壁や天井のクロスの張替えは、1室であれば1日から2日の工事期間が目安となります。
工事する部屋が広い場合や部屋の数が多いと、その分、工事期間も増えるでしょう。

床をリフォームするときは、「重ね張り工法」と「張替え工法」の2種類があります。
「重ね張り工法」とは、既存の床材の上から新たな床材を重ねる工法で、工事期間は、2日~3日で済むでしょう。

「張替え工法」とは、既存の床材を全て撤去し、新しい床材を張り直す工法です。
下地を作らなければならないケースや床暖房を設置する場合は、撤去してから更に4日~5日かかると考えてください。

キッチンの交換

キッチンの交換は、キッチンの場所を変えるかどうかによって工事期間が変わってきます。

キッチン設備だけを新しく交換する場合の工事期間は、3日~4日です。
キッチン周りの床や壁を張り替えたいときは、1週間程度かかります。

キッチンの位置を移動する場合は、設備だけではなく、配管や電気配線の工事もしなければなりません。また、キッチンがあった場所の内装工事も必要となってきます。
そのため、キッチンの位置を移動する場合の工事期間は、2週間から1ヶ月はかかるでしょう。

キッチンの交換は、位置を移動するかしないかによっても費用や工事期間が変わってくることを覚えておくようにしましょう。

水回りのリフォーム

水回りのリフォームは、「ユニットバス」や「トイレ」が挙げられます。

既存のユニットバスから新しいユニットバスに入れ替えるときの工事期間は、3日~4日必要です。
在来浴室と呼ばれる在来工法で作られた浴室は、家によって設計や使用する素材が異なるので、ユニットバスに変更する場合は、基礎工事が必要になります。
在来浴室からユニットバスに変更する場合の工事期間は、1週間以上かかるでしょう。

トイレについては、本体の設備を交換するだけであれば、1日~2日で工事が完了します。
しかし、トイレを和式から洋式に変更するとなると2日以上はかかります。
温水洗浄便座を使用するためのコンセント配線を行う工事や壁や床の張り替えをするときは3日~5日は必要となります。

リノベーション前の準備期間はどれくらい必要?

リノベーションを行うときは、工事期間だけでなく準備期間も必要です。
特に大規模となるフルリノベーションの場合は、設計にも時間がかかるでしょう。

リノベーションの設計にかかる時間は、1ヶ月から2ヶ月が目安です。
マンションをリノベーションするにあたって、設計と施工を合わせた期間の目安は、3ヶ月から4ヶ月になります。

マンションのリフォーム・リノベーションは、工事前に管理組合の許可を得なければなりません。
管理組合や理事会の承認を得ていない場合は、設計段階まで完了したとしても工事に取り掛かることができないため、注意してください。

管理組合の理事会がいつ行われているか、わからない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
多くのマンションでは、1ヶ月から3ヶ月に1回のペースで行われているので、管理会社に確認してみてください。
リノベーションの工事申請を伝えてもすぐに承認されるとは限りません。
承認までに時間がかかるケースが考えられますので、希望の入居時期が決まっている場合などは余裕を持って準備を進めると良いでしょう。

工事期間は十分余裕をもって考える

マンションリノベーションは、全てが計画通りに進むとは限りません。そのため、計画を立てるときは工事期間が延びる可能性があることを覚えておきましょう。
マンションリノベーションが計画通りに進まない理由を4つをお伝えします。

  • 追加工事の発生
  • 業者の休日やマンションの制限
  • 物流の影響
  • 予期せぬ災害

追加工事の発生

マンションリノベーションは、実際に工事に取り組んでみないと躯体や配管など隠れている部分を把握することは難しいです。
設計通りにリノベーションをする場合、追加工事をしなければならないケースも考えられます。

業者の休日やマンションの制限

大規模なマンションリノベーションをするにあたって、工事期間が長期にわたるときは、年末年始やゴールデンウィーク、お盆などの長期連休と重なる可能性があります。
施工会社や職人さんも休日となるので、工事が止まってしまう事もあるでしょう。
マンションによっては、祝日や休日の工事を制限している場合もあり、気を付けなければなりません。

物流の影響

新型コロナウイルスの影響で海外の工場が停止し、水回りの設備が届かないというニュースを聞いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
建材や設備の納期が遅延したことによって、工事期間が延びてしまうケースもあります。

予期せぬ災害

日本は世界有数の地震大国であり、いつ災害が発生するか予期できません。
災害が発生した場合、工事が止まってしまう可能性があります。

マンションリノベーションをするときは、あらゆる事態を想定しなければならないため、工事期間は十分余裕をもって考えるようにしてください。

工事中の仮住まいは準備しておくべき?

工事中の仮住まいは準備しておくべきか迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
現在、住んでいるマンションをフルリノベーションする場合、仮住まいを準備すべきです。
フルリノベーションではなく、部分的なリフォームをするときも水回りが使用できない状態では生活に支障が出るでしょう。
音や人の出入りは、ストレスになるので、工事期間が長いようであれば、仮住まいの検討をおすすめします。

フルリノベーションや部分的なリフォームで仮住まいを準備するのであれば、資金計画を立てるときに仮住まいの費用も計上するようにしましょう。

仮住まいを探すにあたって、どのようなところを選択すればよいかわからない方も多いです。
仮住まいの選択肢は、「賃貸住宅」や「短期賃貸マンション」、「ホテル」などが挙げられます。

「賃貸住宅」は、フルリノベーションなど工事期間が長いときにおすすめです。
物件数も多く、自分が希望するところを探せるでしょう。
「賃貸住宅」に住むとなると、家賃や敷金、礼金、管理費などの費用が発生します。
また、水道や電気の契約も必要です。
ただし、「賃貸住宅」は、短期で解約すると違約金が発生する可能性があるため、注意してください。

「短期賃貸」いわゆるウィークリーやマンスリーマンションは、週や月単位での契約が可能です。
賃貸住宅のように敷金や礼金はかかりません。
家電家具のレンタルサービスもあるので、わざわざ自分で準備しなくて済みます。

「ホテル」は、短期間のリノベーションを行う方におすすめです。
家財の持ち込みは限られていますが、費用は概ね宿泊費のみとなります。

仮住まいが決まらないと工事を進めることができないため、リノベーションの設計を始めるときに仮住まいを探すようにしましょう。

まとめ

マンションリノベーションの工事内容別目安について詳しく解説しました。

フルリノベーションをする場合と部分的なリフォームをするケースでは、工事期間や費用にも大きな差があります。また、希望するリノベーションを行うにあたって、追加工事が発生する可能性も考慮しなければなりません。

マンションリノベーションをするときは、時間と費用に余裕をもって取り組むことが望ましいです。

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