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中古マンション買うならいつがおすすめ?安くなる時期とは?

リノベーションコラム

中古マンション購入をお考えの方の中には、マンションの買い時や価格が下がる時期を知りたい方もいるかもしれません。

今回は、中古マンションの買い時や中古マンションが安くなる時期について詳しく解説します。
中古マンションの中でも築年数が古いマンションがおすすめな理由も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

中古マンションの買い時は?安くなる時期はいつ?

中古マンションの買い時や価格が安くなる時期を知っておくと、自分に合った中古マンションの購入時期や相場を把握することができます。

まずは、中古マンションの買い時の見極め方を詳しく見ていきましょう。

中古マンションの買い時

マンションの購入タイミングには、大きく分けて社会・経済情勢とあなたやご家族のライフステージ・ライフプランの2つの要素が影響します。

マンションを投資として購入する場合、経済状況は、新築や中古の物件価格に直接的な影響を及ぼし、金利の変動や増税も資金計画に大きな影響を与えるため、社会・経済の動向を予測し、確認しながら、購入や売却のタイミングを判断する必要があります。

一方、マンションを自宅として購入する場合は、結婚や出産などのライフステージの変化が大きな影響を与えます。
実際に、住宅金融支援機構の「住宅ローン利用予定者調査」(出典:住宅金融支援機構「住宅ローン利用予定者調査(2022年4月調査)」)によると、住宅を購入する動機は、20代や30代は「結婚や出産」、50代は「老後の安心のため」となっており、住宅購入には、ライフステージの変化が関連していることが分かります。
家族のライフステージは、経済や社会情勢とは独立に変化していくものです。結局のところ、中古マンションを購入する最適な時期は、「あなたやご家族にとって、自宅が必要とされる時期」と言えるでしょう。

また、住宅ローンの返済期間も考慮すべきポイントです。
多くの金融機関は、申込可能年齢は20歳以上70歳以下、完済時年齢を80歳未満としています。だからといって完済年齢が79歳であれば良いわけではありません。理想は一般的に定年を迎える65歳までに返済を完了する計画を立てる方が望ましいでしょう。つまり、安定した収入があるうちに完済することが重要です。

ライフステージは20代から40代にかけて大きく変化することが一般的ですので、なるべく健康なうちに購入することが良いと言えます。

また、中古マンションは一般的には7月〜8月と11月〜12月が中古マンションの価格が下がりやすい時期と言われています。
この時期は閑散期と呼ばれており、需要も落ち着いているため、価格が下がりやすくなる傾向にあります。

逆に繁忙期と言われる時期は、新生活のために中古マンションを探している人が多い1月〜3月と会社の異動によって中古マンションを探している人が増える9月〜10月となっています。

しかし、中古マンションの価格が繁忙期に必ず上がり、閑散期に必ず下がるとは限りません。
また、中古マンションの価格や高騰の情報は首都圏と地域格差があることも覚えておきましょう。

中古マンション購入は安くなる時期を狙うべき?

中古マンションを安く購入したい方もいらっしゃるのではないでしょうか?
中古マンション購入は安い時期を狙おうとしている方もいるかもしれません。

しかし、中古マンションが安くなる時期を狙っての購入は、以下の理由からあまりお勧めできません。

実際にはあまり差がない

中古マンションの価格が安い時期も高い時期も実際には大差ないケースが多いです。
そのため、閑散期という理由で価格の交渉が必ずできるとは限りません。

中古マンションを購入するときに、安い時期を狙ったけれど、結果的に金銭的負担は大差なかったということもあり得ます。

希望する物件が売れてしまう可能性がある

中古マンションの物件価格が安くなる時期まで待ってしまうと、購入を希望していた物件が売れてしまう可能性があります。

自分が希望する条件に合った中古マンションはなかなか見つかりません。
そのため、自分が住みたいと思う中古マンションを見つけた時は、他の人に購入されてしまわないよう、すぐに行動するのがおすすめです。

自分が購入したいと思う中古マンションを見つけたら、安くなる時期を待たずに早めに購入するようにした方が良いでしょう。

住宅ローンの金利が変動してしまう可能性がある

中古マンションの物件価格が安くなる時期を狙うと、住宅ローンの金利が変動してしまう可能性があります。

中古マンションを購入するときは、住宅ローンの利用を考えている方も多いでしょう。
住宅ローンを組むにあたって、固定金利型を選択すると一定期間の金利が固定されるので、社会の経済状況が変わったとしても変動しません。

しかし、住宅ローンの借入時に適用される金利は毎月決められており、価格が安くなる時期には上昇する可能性もあります。
そのため、中古マンションの購入を躊躇っている間に、住宅ローンの固定金利が上昇し、返済負担額が増えてしまうケースもゼロではありません。

ただし、負担額が大きく変わるほどの金利上昇は急には起こりえませんので、きちんと資金計画を立てて購入する方が良いでしょう。Moyo-Reno×Homeでは、ライフプランニングから資金計画のご相談まで承っております。お気軽にお問合せください。

団体信用生命保険に加入ができなくなる可能性がある

中古マンションの価格が下がるまで待つと、団体信用生命保険への加入ができなくなる可能性があります。

金融機関で住宅ローンを組む場合、団体信用生命保険への加入が義務付けられているケースが多いです。団体信用生命保険とは、住宅ローンの契約者が死亡、または、高度障害状態になったときにローン残高が完済されるものです。
団体信用生命保険に加入するにあたって、保険の対象者は健康状態を告知しなければなりません。
持病がある方や過去に大病を患ったことがある人は団体信用生命保険に加入できない可能性もあります。

中古マンションの価格が下がるのを待っている間に、健康状態が悪化したり、病を患ってしまうと団体信用生命保険に加入するのが難しくなり、住宅ローンの選択肢が少なくなってしまう可能性もあります。

マンション購入時に中古マンションがおすすめな理由

中古マンションをより安く購入したいときは、築年数が経過しているマンションがおすすめです。
東日本不動産流通機構の資料(出典:東日本不動産流通機構「築年数から見た首都圏の不動産流通市場」)によると、築年数が31年以降のマンションの成約数は、2012年は20.6%であり、2022年は31.5%と年々上昇していることがわかります。
つまり、中古マンション成約物件は築30年超えの比率が3割を超えており、築年数が経過しているマンションを選ぶ人が増えているということです。

中古マンションの中でも築年数が経過しているマンションがおすすめな理由を詳しく見ていきましょう。

資産価値が下がりにくい

物件の資産価値としては、築浅マンションよりも築年数が古いマンションの方が低いですが、築年数が経過しているマンションは、購入後の資産価値が下がりにくいです。

東日本不動産流通機構の資料(出典:東日本不動産流通機構「築年数から見た首都圏の不動産流通市場」)の中古マンションの築年帯別平均㎡単価や価格の表によると、築26年を過ぎたあたりから下落幅が緩やかになっています。
そのため、築年数が経過しているマンションは、さらに築年数が経ったとしても資産価値が下がりにくいので、購入時と同じ価格で売却できる可能性があります。

リノベーションをすることで自分好みのお家に変更可能

リノベーションをして間取りや設備を変更すれば、自分自身や家族の生活スタイルにあったより住みやすいお家を手に入れることができます。

中古マンションを購入してリノベーションをする場合は、自分が希望するリノベーションができるかどうかを事前に確認するようにしてください。

リノベーション可能な中古マンションをお探しの場合は、中古マンションの取り扱いが1000件以上のMoyo-Reno×Homeまでお気軽にお問合せください。

立地の良い物件が多い

駅近など立地条件の良いところは、すでに中古マンションが建築されています。
そのため、新築マンションで好立地の場所を探そうとすると、なかなか難しいです。

しかし築年数が経過しているマンションを視野に入れると予算内で好立地な物件が見つかる可能性が高くなるでしょう。

2023年は中古マンションの買い時?住宅ローンの金利が上がる可能性は?

経済状況は変化しやすいため、一概には言えませんが、新築マンションも中古マンションも物件価格が上昇傾向にあるため、早めに購入した方が良いと言えます。

物件価格だけに着目すると、自分が希望する中古マンションを逃してしまったり、焦りすぎて他の物件も比較するべきだったと後悔したりする可能性があります。
中古マンションを購入するライフステージである場合は、資金計画を立てながら購入を検討するのがおすすめです。
中古マンションの物件価格だけでなく、住宅ローンの金利が上がる可能性にも注意しなければなりません。
日本は、低金利政策によって、住宅ローンの金利が低い水準で推移してきましたが、世界的には金利上昇傾向にあります。
今後は、日本も金利が上昇する可能性があるため、金利に関する情報には注意してください。

中古マンション購入は慎重に判断をしましょう

中古マンションの買い時や中古マンションが安くなる時期について詳しく解説しました。
購入タイミングは、ライフステージや生活スタイルによって異なります。
安くなる時期である閑散期を狙ったとしても、自分が希望する中古マンションの価格が安くならないケースもあり、安くなる時期を待っている間に、中古マンションが他の人に買われてしまったり、金利が上昇して負担額が上がったりする可能性もあるでしょう。
後悔しないためにも、不動産会社などにも相談の上、中古マンションの購入は慎重に判断をするようにしてください。

Moyo-Reno×Homeでは物件のご相談はもちろん、資金計画などのご相談も承っておりますので、お気軽にお問合せください。

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