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リノベーションにかかる費用、相場はどのくらい?

リノベーションコラム

リノベーションをしようと考えているけれど、どれくらい費用がかかるかわからず、お困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
リノベーションの工事内容によって費用は大幅に異なります。
今回は、リノベーションにかかる費用や相場について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

リノベーションにかかる費用の内訳

リノベーションの見積書を理解するためには、費用の内訳を把握しておくことが大切です。
リノベーションにかかる費用の内訳の概要は以下の5点です。

費用の内訳
1. 工事費用
2. 設備や資材などの材料費
3. 現場管理費や設計の費用
4. オプション費用
5. その他諸経費

1.工事費用

住宅が完成するまでには、1つの業者が全ての工事を行うのではなく、それぞれの分野に特化した専門業者が工事をします。
例えば、電気の配線を行う場合は「電気設備工事」、キッチンなどの水回りの工事を行う場合は「排水管工事」など、工事にかかる費用すべてが「工事費用」に含まれます。

2.設備や資材などの材料費

住宅の設備としては、キッチンや洗面化粧台、ユニットバス、トイレなどが該当します。フローリングの変更を希望する場合は床材、他にも建具などの費用が材料費に含まれます。
住宅の設備や床材のグレードは幅広いため、料金にも差が出てくるでしょう。

3・現場管理費や設計の費用

工事の現場管理費は施工業者、設計の費用は設計事務所にそれぞれ支払います。現場管理費や設計の費用は、一定ではないため、依頼する会社に確認しておきましょう。

4・オプション費用

既存設備の補修や新たに設置する家具や建具取り付けにかかる費用です。また、一般的な工事ではない特殊な工事を行う際にも別途費用が発生する可能性があります。

5.その他諸経費

書類作成や申請するにあたって必要になる費用です。
費用の金額は、工事全体にかかる費用の割合から決定されます。

事前に見積もりの内訳について学んでおくと、リノベーションの見積もりを比較検討できるようになり、役立ちます。
また、見積もり以外にも費用が発生する可能性があることも考慮しましょう。
例えば、自宅のリノベーションを行う場合は、仮住まいを検討する必要があります。
大規模なリノベーションを行うケースでは、工事が数か月に及ぶこともあります。
仮住まいする賃貸契約に、まとまった費用が必要になる場合もあります。

リノベーション費用の相場

リノベーションにかかる費用の相場は、物件の構造や広さ、使いたい設備によって異なります。
以下の3つの観点から解説します。
リノベーションにかかる費用の内訳を見ていきましょう。

間取りを変更の費用の相場
・一戸建てやマンションをリノベーションする費用の相場
・リノベーションの種類の相場

間取りを変更の費用の相場

間取りを変更することによって、家事動線が良くなり、生活がしやすい環境を整えることができるため、人気の高い工事です。
間取りの変更は、広い範囲の工事となるため、高額な費用がかかるのではないかと心配している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
施工内容や費用を目安として参考にしてみてください。

間仕切りの撤去や追加

「間仕切りの撤去」を行う場合の費用は、電気配線等が無くても5万円以上かかります。
間仕切りの撤去は部屋の壁を取り除きたいときに行われる工事です。複数の部屋の壁を取り除くことで、開放的な空間となり、広い部屋で過ごすことができるようになります。
また、部屋全体を見ることができるようになるため、家族との会話が増え、コミュニケーションが取りやすい環境を作ることが可能です。
小さいお子様がいる家庭やライフスタイルがバラバラの家族におすすめしたいリノベーションです。

「間仕切りの追加」も撤去と同様に5万円以上が相場です。
部屋を分けたいときに行われる工事のため、来客用の部屋が欲しい方やお子様の成長過程に合わせて部屋を準備する場合に行われることが多いです。
完全な個室にするケースでは、天井から床まで仕切ることやパーテーションで稼働間仕切りにするなど、間仕切りの追加には、さまざまな種類があります。

部屋の内装を和室や洋室へ変更

「部屋の内装を和室や洋室へ変更」する場合の費用は、60万円以上必要になります。
風情を求める方は、和室へリノベーションすることもできます。
和室は、い草の香りに癒され、横になって昼寝ができるなどリラックス効果が期待できます。
ただし、畳や障子など手入れが必要になる点は覚えておきましょう。

ソファーや家具など重たいものを配置したいと考える方は、洋室が向いています。
フローリングは畳と比較しても硬いため、床がへこむ心配はありません。ただし簡単に寝転がる事ができないため、硬さがデメリットとも言えますね。

和室と洋室のメリットやデメリットを学んだ上で、過ごし方を考えてリノベーションに取り組みましょう。

水回りの設備の移動

「水回りの設備の移動」を行う場合は、30万円以上かかります。
キッチンや浴室の場所を変更したい、など水回りの設備を移動させることもリノベーションでは可能です。
水回りの配置を見直すことで、家事の時短にも繋がるでしょう。

建具や収納を追加

「建具や収納を追加」したい場合は、20万円以上かかります。
ウォークインクローゼットを設けることで、スーツケースや衣類など収納することが可能です。
部屋を綺麗に保ちたいと考えている方は、建具や収納を検討してみてください。

住居別リノベーション費用の相場

戸建ての場合

一戸建てリノベーションを行う場合は、築古物件の構造を考慮しますと1㎡あたり20~25万円前後が目安です。
100㎡リノベーションをする場合は、2000万円以上必要という計算になります。

マンションの場合

マンションでリノベーションを行う場合は、構造にもよりますが1㎡あたり20万円前後が目安です。
60㎡リノベーションする場合は、1200万円前後となります。
また外壁や共用部となる範囲は、個人で修繕することはできません。

戸建てもマンションも同様に、リノベーションをする面積が大きくなるほど、材料の増加により費用も高額になる傾向にあるため、こだわりたい部分をあらかじめ決めておくことがポイントです。

リノベーションの種類の相場

リノベーションには、「フルリノベーション」「表層替え」「表層替えと設備交換」があります。

フルリノベーション

「フルリノベーション」とは、解体工事や電気工事などを含む大規模な工事のことです。
費用の相場は、1020万円以上になります。

表層替え

「表層替え」は、棚や建具などの交換を行うことを指します。
費用の相場は、360万円以上です。

表層替えと設備交

「表層替えと設備交換」は、ユニットバスやトイレを変更した場合に行う工事です。
費用の相場は、660万円以上になります。

リノベーションを行う面積だけでなく、エリアや工事内容によって金額に大きな差があることがわかります。
物件の状態によっても異なることから、リノベーションの予算は余裕を持って取り組む必要があります。
リノベーションは、アイデアや工夫次第で予算以内に抑えることも可能です。

リノベーションで使えるローン

リノベーションで使えるローンは、「リフォームローン」、「住宅ローン」、「リフォーム一体型ローン」があります。

リフォームローン

「リフォームローン」は、自宅をリフォームしたり、リノベーションしたりするときに利用できるものです。
「リフォームローン」には、「有担保型リフォームローン」、「無担保型リフォームローン」の2種類あります。「有担保型リフォームローン」は、リフォームやリノベーションをする物件を担保として借入を行うことです。「無担保型リフォームローン」は、担保なしで借入が可能なローンです。

住宅ローン

「住宅ローン」は、住宅を購入する方や新築を検討している方に向けたローンであり、「リフォームローン」は、物件購入後にリフォームやリノベーションを行う方が選択できるローンになっています。

リフォーム一体型ローン

「リフォーム一体型ローン」は、リフォームと住宅購入費用をセットで借り入れできるローンです。
リフォーム一体型ローンは、住宅購入費用とリフォーム費用を低金利で借り入れできるのが大きな特徴です。

自分が検討しているリノベーションの予算に合わせて、ローンを選択しましょう。

▼ローンの基礎知識はこちらに詳しくまとめています
>> リノベーションで利用できるローンの基礎知識

費用別リノベーション事例

500万円〜

構造や間取りに大きな変更を加えないプチリノベが可能です。マンション事情や工事に関する知識も適切にアドバイスいたします。

700万円〜

部屋をスケルトン(壁や床、配管などを全て撤去)にした上でライフスタイルに合わせた自由な間取りの実現が可能です。

1000万円〜

オーダーメイドキッチン、アクセントに高級素材を使用するなど素材やアイデアにこだわったリノベーションをしたい方にお勧めです。

※構造や規約によっては出来ない工事やプランなどがございます。物件選びの際は、モヨリノホームコーディネーターにご相談下さい。

▼予算別完成イメージは下記のページにて詳しく閲覧いただけます
>> サービスについて

予算内で希望の住まいを実現するポイント

予算内で希望の住まいを実現するポイントは、優先順位を付けることです。

例えば、長時間過ごす部屋に費用をかけることが挙げられます。リビングなどの家族が集まる機会が多い部屋は、内装にこだわり、使用頻度の少ない部屋は、クロスや床材のグレードを抑えるとコストを抑えることができます。

予算内でリノベーションを行うためにも、リノベーション会社の担当者に事前に費用を伝えることが大切です。見積もりを依頼した後に追加費用が発生することがないかを確認しておくことをおすすめします。予算オーバーしてしまう可能性に備えて、グレードを下げても良い点をリノベーション会社に伝えておくと安心です。

リノベーションにかかる費用、相場まとめ

リノベーションにかかる費用や内訳、相場について詳しく解説しました。

リノベーションは、工事期間が長期にわたる可能性もあるため、計画や予算に余裕を持って取り組めるよう、弊社コーディネーターへご相談ください。

>> リノベーションの事例はこちら

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